「病院見学はしたほうがいいの?」「どうやって申し込んだらいいかわからない…」という方に、転職時の病院見学についてまとめました。
1 病院見学はしたほうがいい?
「新卒ではなくて中途採用の場合でも、病院見学はしたほうがいいの?」と疑問の方もいるかと思います。結論としては「したほうが良い」です。
見学を積極的に受け入れている病院では、採用の時期にかかわらず随時見学可能な場合が多いです。
実際に見学したほうが病院の雰囲気がよくわかりますし、志望動機なども考えやすくなります。
一度見学に来ているほうが意欲があると見てもらえる場合もありますので、見学を受け入れている病院にはアポイントを取ることをおすすめします。
2 病院見学の申し込み方法
病院見学の申し込み方法は2通りあります。
「直接病院に申し込むパターン」と「転職サービス経由で申し込むパターン」です。
使い分けとしては、在職中で日中に連絡しづらい場合は転職サービス経由で申し込むのがオススメです。
転職サービスを使っても、印象が悪くなるようなことはありません。効率的に転職活動をしたい人は安心して活用してください。
以下でそれぞれの違いを確認してみましょう。
2-1 直接申し込む
病院のHPに病院見学の申し込みフォームがあれば、フォームから申し込みましょう。
申し込みフォームがなければ、直接電話をかけるかメールで申し込みます。
電話をするときは、忙しい時間帯を避け、平日の10時~11時頃か、14時~15時頃を目安にかけるようにしましょう。
申し込みには注意すべきポイントが多いです。下記にまとめたのでチェックしましょう。
メールで申し込むときのポイント
- 必ず件名を入れる
- 宛名は正式名称で正確に記入する
- 見学の希望日時は最低でも3つほど伝える
- メール本文の最後に署名を入れる
- 病院からメールが届いたら当日中に返信する
- 病院見学の機会をもらえたことの感謝を伝える
電話で申し込むときのポイント
- 採用窓口ではなく、問い合わせ窓口にかける
- 見学の1~2カ月前に忙しい時間帯を避けてかける
- メモを準備して静かな場所でかける
- 最初に「自分の名前」と「用件」を簡潔に伝える
- 希望の日程はなるべく多く出す
- 当日の持ち物、問い合わせ先電話番号を確認する
2-2 転職サービス経由で申し込む
転職サービスによっては、キャリアアドバイザーに相談すると病院見学の日程も調整してもらえることがあります。
仕事をしながらの転職活動では、日中に病院に連絡するのは難しいこともあるでしょう。
転職サービス経由だと不利になるということはないので、転職活動をスムーズに進めるためにも活用することをおすすめします。
病院見学の調整をしてくれるおすすめの転職サービスは「看護roo!」です。
専属のキャリアアドバイザーが手厚くサポートしてくれるので、積極的に活用すると良いです。
3 病院見学当日の準備・マナー
3-1 当日までにやっておくこと
病院見学を有意義にするためにも、当日確認したいことを事前に整理しておきましょう。
特に、職員の方や患者さんの様子、設備など、自分なりに気になるポイントを整理しておくと良いです。
当日は病院の方に直接質問もできるので、気になったことはここで解消しておきましょう。
3-2 当日の服装・持ち物
服装は面接のときと同様にスーツを着用しましょう。
基本の持ち物はバッグ・メモ帳・筆記用具・マスク・印鑑(シャチハタ)です。
白衣に着替える場合は、白衣・ナースシューズなどが別途必要になります。
転職の場合の病院見学では、白衣が必要ないこともありますので、事前に確認しておきましょう。
3-3 当日のマナー
基本的には面接など選考時に守っているマナーと共通です。
すれ違うスタッフや患者さんには明るく挨拶しましょう。
挨拶や相槌、お辞儀、感謝などをしっかりと行い、社会人としてのマナーが身についていることをアピールしましょう。
不安がある場合は、簡単におさらいしてから見学に臨むと安心です。
4 病院見学が終わったら、速やかにお礼状・お礼メールを出す
病院見学を終えたら、すぐに病院の担当者宛に、お礼状かお礼のメールを送りましょう。社会人としてのマナーなのでお礼状は必ず必要です。
送るタイミングは、メールの場合はその日のうちに、お礼状の場合は次の日までが基本です。もし遅くなってしまうとしても、一週間以内には届くように出しましょう。
書き方のポイントをまとめたので、参考にして作成しましょう。
4-1 お礼状を出すときのポイント
- 冒頭に「拝啓」と書き、前文として「時候のあいさつ」を入れる
- 「本文」には、見学を通して感じた病院の良いところをまとめる
- 最後に「結びの言葉」と「敬具」を入れる
- 「宛名」は正式名称で正確に書く
- 便箋にはA4サイズの白の無地のものを使い、黒のペンで書く
4-2 お礼メールを出すときのポイント
- 必ず件名を入力する
- 「宛名」は正式名称で正確に書く
- 「本文」には、見学を通して感じた病院の良いところをまとめる
- メールの末尾に、署名として名刺に入れるものと同等の情報をを入れる
5 もし「見学してイメージと違ったな」と感じたときは・・・
見学をしてみると「イメージしていたのと違って志望度が変わった」「もっと自分に合いそうな職場はないかな?」ということもあるかと思います。 そんなときは、もう少し求人を探してみることをおすすめします。
例えば、これまで転職サービスを利用していなかったのであれば、転職サービスに登録することで自分では見つけられなかった求人に出会えることもあるので、活用すると良いでしょう。また、専属のキャリアアドバイザーが自分に合った非公開求人を紹介してくれます。
後から「ああ~こっちのほうが良かったかも!」なんて後悔をしないように、じっくり探して転職を成功させましょう!
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6 後悔しない転職を!
転職活動では戸惑うことや悩むことがたくさんあると思います。
自分だけで決めて失敗するよりも、業界に詳しいアドバイザーのサポートを受けて、転職を成功させましょう!
きっと「転職してよかった!」と思える職場が見つかりますよ。